Q&Aコーナーを転載します。
毎週、木曜日は新着物件が少ないので、今後は木曜日=Q&Aの日、
として定着させてみようかと企んでいます。
決してコピペで手を抜こうという意図があるわけではありません。
メルマガでも質問を募集していますが、このブログからも受け付けます。
ヤフー知恵袋でカテゴリーマスターに質問するよりも、確実かと思います。
時間は余分に必要ですが。
Q、2LDKの物件を内見したら、1部屋は窓がなく真っ暗でした。1SLDKでは?
先日、2LDKの間取りのマンションを内見したところ、2部屋の内1部屋は窓 がなく、扉を閉めると昼間なのに真っ暗でした。 これは、1SLDKという表記にするべきではないのでしょうか? 窓の大きさなどの関係で、ある程度の明るさがある部屋がS(※編集者注:S は納戸です)と表記されている物件は、これまでに何度か見たことがありま す。 しかし、その逆のパターンは初めてで、騙されたのかと思って、その場で不 動産屋さんには聞けませんでした。 よろしくお願いします。A、一定の条件を満たすと、窓がなくても居室として表記できますまず大原則です。「居室には床面積の7分の1以上、採光に有効な窓を設けな ければなりません」(建築基準法28条1項)。 この規定により、実際の使用状況や部屋の広さに関係なく、採光が確保でき ていない部屋については、「納戸(S)」などと表記することになります。 ※「書斎」や「DEN」なども最近よく見かけますが、「居室」ではないとい うことで、建築基準法上は同じものといって差し支えありません。 窓が有って十分に明るく、居室として機能するのに、ほんの少し採光規定に 満たないだけで、Sと表記されているケースは、特にマンションでよく見か けます。 さて、その逆の「窓がなくて真っ暗なのに居室」というケースですが、これ は、「ふすま、障子その他随時開放することができるもので仕切られた2室 は1室とみなす」(建築基準法28条4項)という例外規定を利用しています。 ご質問の「窓がない真っ暗な居室」はリビング・ダイニングに引き戸で接し ていて、戸を開放すると一体のスペースとして利用できる構造になっていた はずです。 この場合、仮にリビング・ダイニングが15帖、窓のない居室が6帖の広さと すると、計21帖に対して、その7分の1以上の採光に有効な窓が、リビング・ ダイニングにあればよいことになります。 一戸建てでは、地下室を除いて、四方に窓を設けることができますから、こ のようなことは問題にならないのですが、マンションでは注意をする必要が あります。 また、間取りで物件を検索する際には、1部屋をSとした条件も含めることを おすすめします。 例えば、2LDKでお探しであれば1SLDK、3LDKでは2SLDKもご覧になって見 てください。十分に居室として使えるSはよくあります。世田谷区・目黒区・渋谷区を中心としたエリアで、 土地・一戸建て・マンションの売買物件の情報をご提供しています。ホームページの新着物件情報は【毎日更新】しています。http://www.setagayafudousan.co.jp/お住まいに関するご相談は、 電話 03-3306-2741 メール info@setagayafudousan.co.jp までお気軽にどうぞ。